ストアに表示されるグラフィックの谷間が見えるというだけでリジェクトされる昨今。
(※皆さんディフェンスに定評のある湯気的なナニかでもって、お子様が見ても安心で健全な状態にしています)
比較的寛容だったはずのGoogleさんが、今ではAppleさんよりも厳しい現実。
当然ながら「異世界カレシ」もレーティングに配慮し、
グラフィック担当者様、シナリオ担当者様共に守りに入っていただいたわけですが……
ひとつひとつ見れば問題ない表現が、
連続することであるイメージを抱かせるのです。
(※ネタバレに配慮して文字色を白くしています。気になる方は文字を選択して文字色を反転ください。モバイルで見ると文字色や文字サイズの変更が反映されないようなので、改行しました。ネタバレ等気にならない方はスクロールしてお読みください)
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例えば 「切なくうずく隙間を、早く埋めてほしい」
という表現、それ単体で見ればなんてことはない文章なわけですが、
「昂りを素肌に感じ」
という文章がその前にあり、さらに
「肌と肌が、隙間なく重なり合う」
と続いちゃうと……
(※ここからはギリネタバレではない気がするので文字色を薄くしてますが読みづらかったら選択ry)
隙間に昂りを重なり合わせちゃったの?
みたいなイメージに……
これR12で本当に大丈夫なんでしょうか?
思わず何度もレーティングを決めるための質問票をやり直してしまいます。
あ、もしかして「隙間」とは「心の隙間」でしょうか。
気持ちが切なくなって、なんだかうずいちゃうときってありますよね。
「昂り」も「気持ちが昂っている」だけなのかもしれません。
「肌と肌を重ね」って、ただこう「ギュッとハグ」してるだけですよね!
主語が抜けてると、読んでいる人の属性によって違う言葉を入れられてしまうのです。
ははは。
全然大丈夫でした!
私の発想の方に問題があっただけの話でした。
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真面目な話、絵だと一発でアウトですが、読む人の想像力に依存する文章だけなら、ある程度は大丈夫です。
でも、際どい(ギリギリ)方がより際どく(極端)感じるのです。